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こんにちはミライです。

このコロナ禍の中で様々な職種の方が大きなダメージを受け、

中には経営を続けれず閉店、倒産してしまった。なんてニュースも目にします。

そんな今の時代のアーティストも、また大変な環境に変化したと言えますよね。

相次ぐLIVEの中止、これにはかなり大きなダメージを受けたアーティストも少なくはなく、

例えばLIVE会場への支払いだとか、あの私たちが目にする煌びやかなステージセット、それにLIVE会場で欲しくなるTシャツなどのグッズや、

他にも表には見えない沢山の準備やお金がかかっているのは、私たちでも想像に難しくはないですよね。

そこで行った準備や支払いもLIVEをやってからこそ色々な意味で報われるもの。

正直こういったお金のお話とアーティストを結び付けるのは個人的には目を背けたいテーマでは、あるのですが、

やはり音楽ファンとしてこれからも音楽を必要とするものとして、

このコロナの時代だからこそ、改めてアーティストの収入源を我々も、そしてアーティスト自身も見直すきっかけなのではないかと思い今回は記事にしたいと思いました。

なので、今回はアーティストといってもそれぞれ活動の幅が違かったりと一概にこうなっています!とは言えないので、

大まかにアーティストの基本的な収入源はこれですよ!

それによって得られる収益は基本的にはこのくらいですよ!

といった所を軸にお話しできればなと思います。

アーティストの収入源

まずはアーティストにはどのような収入源があるのかって気になりますよね?

一般的には印税という言葉がよく聞かれると思いますが、その印税についてってあまり詳しく調べるファンの方もいないのかなと思います。

私もその一人で、アーティストとお金って何か目を塞ぎたくなる気持ちがあったので、変に切り離していたのですが、

今回改めて現実を見て感じたのはやっぱり夢があるな!

という事をまず感じました。

なぜ私がそう思ったのかも読み進めていく内にあなたも感じる事になるかもしれません。

では1つ1つに分けてその収入源をご紹介していきます。

収入源① CD

まずはやはりCD・DVDからお話したいと思います。

例えばアーティストを夢見ている人からすれば、自分のCDが店頭に並ぶことは夢が1つ叶ったような物ですよね!そんな夢のあるCDによるアーティストの収入とは一体いくらなのか?

これはかなり複雑なので、分かりやすくお伝えしたいと思います。


例えばの設定として私ミライがCDを出すとして1枚1000円とします。

その場合に1枚売れたらどのくらいアーティストにお金入ってくるかの?

まずCD1枚売れて丸々1000円のお金がアーティストに入るわけではないということは分かりますよね?

そこには様々な費用が掛かっているから。ではどういって費用が掛かっているのか?

1⃣CDショップ

まず小売店であるCDショップの取り分は定価の30%と言われています。

CD一枚:1000円なので300円が引かれます。】

2⃣容器代

容器代というのは、CDがパッケージされているケースやブックレット(商品を伝える小冊子)などの製作費の費用の事で、定価の6.5~15%と言われています。

おおよそ中間の10%として

【CD1枚:1000円なので100円が引かれます。】

3⃣著作権使用料

レコード会社はCDを流通させる際にJASRACという日本音楽著作権協会に、

これはレコード会社がそのCDを使う許可を貰う使用料となります。

この使用料は定価の6%と言われています。

【CD1枚:1000円なので60円が引かれます。】

4⃣原盤印税

あまり聞きなれない原盤印税というのは、CDというのはそもそもは元の音源があってそのコピーですよね?

そのコピーを作る時の本チャンの音源をマスターテープと呼び、このマスターテープを作った原盤製作者に支払われるお金です。

それってアーティスト自身じゃないの?って疑問に思うのですが、

この原盤製作者というのは、

基本的にレコーディングスタジオやミュージシャンを手配し、レコーディングからマスタリングを行った会社の事で、レコード会社が原盤製作者となるケースが多いようです。

ただ今は様々な形があるので、このマスターテープの原盤を共有しているケースも多いようですが、最終的な原盤権というのはレコード会社が持つことがほとんどの様です。

この原盤印税は定価の10%と言われています。

【CD1枚:1000円なので100が引かれます。】

5⃣レコード会社

今までかかった様々な費用がCD1枚1000円の中から引かれていきましたよね?

その合計が560円。

残り440円となるのですが、これは全てレコード会社へ支払われます。

なのでレコード会社は1枚1000円のCDが1枚売れれば約半分ないくらいの金額のお金が利益になるという事です。

ただ、もちろんレコード会社はこのCDを制作し流通させ、PRなどの広告を打ちなどを引くので、やはり沢山CDが売れないと儲からないという事になります。

なので、あまりCDが売れないと思われるアーティストには広告が中々出来なかったりもするそうなのです。

逆に言うとかなり広告を打たれているアーティストはかなり期待されているとも言えますね。


ちょっとシビアなお話が続き、更にここからシビアなお話になるので、一旦こちらの画像で癒されましょう。尚本編とは関係ございません。

CDの流れを知ってもらった所で、最終的にアーティストにはどのくらいの収益があるのか?

その収益の原点は『アーティスト印税』にあります。

この印税はアーティストが歌ったり演奏し、それを録音した事に対しての印税です。

ここでアーティストに支払われる金額はCDの定価から、先ほど出てきた容器代を差し引かれた額の1~3%が相場だと言われています。

例えば今回の例で挙げている私、ミライがCD1枚を1000円で販売していて、

容器代が10%なので、残900円から1~3%、

新人アーティストだとおよそ1%なので、その計算を行うと

アーティストミライには1枚1000円のCDが1枚売れたら10円がアーティスト印税として入ってくることになります。

例えばこのCDが5000枚売れたとします、そしたら50000円のアーティスト印税が入ってくる事になります。

もしミライがバンドで4人だとして4等分すると12500円となります。

ただここで注意が必要なのは、先ほどJASRACという音楽著作権協会がありましたよね?

レコード会社からJASRACに支払われた楽曲の使用料は6%、更にその支払われた金額の6%がJASRACの取り分となり、残りの94%は音楽出版社と作詞・作曲者に支払われます。

基本的には

音楽出版社が50%

作詞者が25%

作曲者が25%という割合で分けられるそうです。

なので、バンド活動していて収入格差が、、なんてお話があるのは

この作詞・作曲の著作権の問題があるからなんですね。

でも思った以上にCDからの売り上げはないように感じませんか?

ただ、今回は基本的に新人アーティストを例えとしたお話だったのでそう感じるかもしれませんが、

大物のアーティストになると細かな%も変わってきますし、売れる枚数も桁違いです。

例えば1枚1000円のCDをある大物アーティストが販売したとしましょう。

そしてアーティスト印税が3%貰える事になっていて50万枚売り上げたとしたらいくらになるのか?

単純計算1500万円となります。

さらにこのアーティストがソロで作詞・作曲をしていたら??

約900万円の取り分となるので、

1枚1000円のCDを50万枚売れて、%少し上がって3%になるだけで合計2500万円の収益という事になります。

これがCDのアーティストの関係の大まかな流れとなります。

収入源② サブスクリプション

皆さんは普段音楽は何で聞いていますか?

CDプレーヤー?

携帯出来るiPodとか?

それともスマホで?

殆どの方はもうスマホで音楽を聴くのではないでしょうか?

お家だと他の音楽プレイヤーを使っているかもしれませんが、もうその音楽プレイヤーでさえスマホと連動して使っていませんか?

そうしかも殆ど『サブスク』で。

もうこの言葉も聞き馴染みの言葉ですよね?

『サブスクリプション』月額課金制という制度ですね。

今や上記の画像のように、数々のサブスクの音楽アプリが存在していますよね。

アプリにもよりますが、殆どのアプリが月額およそ1000円以下の以下で、世界中の様々なアーティストの音楽が聴き放題というサービス。

本当に3,4年までは全然一般的ではなかったのに、今では当たり前に使われていますよね。

そんなサブスクでの再生がアーティストの収入源になっているのはご存知でしょうか?

詳しくの金額までは正直表には出てこない情報なので、おおよそいくらという金額にはなるのですが、

どのアプリかでその差はあるようですが、例えば『Apple Music』では

1回の再生で1円と言われています。

ただ、この金額も先ほどCDの流通でもお話したように、ここから日本著作権協会のJASRACや音楽出版社を経由し残った金額がアーティストに入ってくるため、

1回の再生で約0.05~0.1円となります。

という事は、100回再生で10円。

200万回再生されてやっと20万円という事になります。

いくら熱烈なファンが沢山いたとしても、200万回再生という回数は凄い数。

今年2020年7月にサカナクションの山口一郎さんがラジオでこのサブスクについて回答してある記事がありますので、是非読んでみて下さい。

収入源③ LIVE

次にアーティストの収入源となるのはLIVEです。

冒頭でもお話したように、LIVEでツアーをやるとしてもかなりの費用が掛かるのですが、これは本当にそれぞれのアーティストでかかる費用が全然違う為その金額を出すのは難しいのですが、

1⃣会場費

行う会場を時間で借りる為そのレンタル料として費用が発生します。

例えばアリーナ規模の会場をレンタルしようとすればどのくらいの費用が掛かるのか?

それぞれの会場のホームページに使用料金表があるのですが、

例えば大阪城ホールの使用料金表によれば、

LIVEを1日するとして、その本番の日1日間と前日のステージの設営やリハーサルの2日間レンタルすなら、約580万円という金額が必要となります。

これは平日の料金で、土日料金だと、750万円という金額となります。

これは意外と知られない驚きの金額なのではないでしょうか?

2⃣ステージ機材・設営費・人材費・運搬費

更に同じくらい、いやそれ以上に掛かってくる費用がステージセットや音響機材の費用やステージを組んでもらう設営をお願いする業者さんに掛かる費用やツアーだとステージセットも移動させなきゃいけないので、その運搬費、それらすべてに関わる全ての人件費など言い出した頭が痛くなるくらいの費用が発生します。

これはLIVEの規模が大きくあればなるほど、倍々で膨れ上がります。

この費用とチケット代は比例していて、会場が大きければ大きな程チケット代金が高くなるのはこの為。

これは本当かは分からないんですが、チケットを満席に出来てやっと会場費その他の費用をトントンに出来る設定にチケット金額はなっているそうです。

ただし、それだけではプラマイゼロ。LIVEを行ってトントンでは会社的にもアーティスト的にも収益面で言えばただのボランティアになりますよね?

そこでアーティストの収益を大きく支えるのがグッズです。

収入源④ グッズ

今や『グッズ』がアーティスト活動を支え後押しする存在そんな時代と言われています。

ひと昔前は、アーティストとグッズの関係はおまけくらいの感覚だったはずが、今はアーティストがLIVEをすると今回はどのようなグッズがあるのか真っ先に気になる方も多いはず。

それはLIVEに行くときの1日を想像。どのようにいくのか?誰と行くのか?どのような格好でいくのか?グッズにはいつ並びにいくのか?

LIVEに行くときにはこのような様々な事を考え、そこにグッズは欠かせないもの。

最近だとアーティストとファッションという密接な関係も深まり、年々グッズのクオリティというのは高まっていますし、

『普段でも使える』というテーマでグッズを作るアーティストも多いですよね♪

具体的な収益というのは分からなかったんですが、そんなLIVEで販売されるグッズがトントンとなる会場費用などを黒字へ導くアイテムなのは確かなようです。

まとめ

今回以上となります。

凄く詳細な部分は正直表に情報が出てくるものではないので分からないのですが、おおよその平均的な値は出せたかなと思います。

今回の記事を書いていく上で、やっぱりアーティストには夢があるなと思いました。

冒頭でもお話したように、個人的にあまりアーティストとお金結ぶつけたくないという気持ちがあったのですが、実際にお金の面にしてもやっぱり夢がありますよね。

確かに所謂”売れてない”とかなりシビアな世界。5人バンドで売れてなかったら正直最悪です。。

ただ実際にその場所に未だに行きたい人がなんでこんなにいるのか?

なんで周りに”批判”されながら辛い思いをしながらその道に進もうとするのか?

それってやっぱり平等ではない不平等な世界に挑戦したい気持ちだったりしますよね。

今回のコロナ禍で様々なアーティストが打撃を受けました。

当ブログでも良く取り上げているNonStopRabbitも3月のLIVEを中止に追い込まれ多額の負担を被り倒産寸前に追い込まれえていました。

ファンからしたらそんな事態は絶対避けたいし、当のアーティスト本人がそんな事は絶対嫌な事。

だからこそ、こういったアーティストの収入のお金の流れが分かれば、1ファンとしても出来る事が増えるかもしれません。

今回のお話で言えばやはりグッズでの利益は良いようなので、いつもより一つ多く気に入ったグッズがあれば購入する。

そんな行動をする人が増えればかなりの助けになるはず。

こんな時だからこそ、いつもの恩返しに

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