こんにちはミライです。
ハイブランドって人生に一度は憧れますよね?
年齢を重ねると周りの財布辺りからブランド物になっていきません?
特に女性はバッグや財布、ポーチなんかは20代になるとブランドものになる人多いと思います。
そうなってくると、「自分もブランド物を身に着けたい!」そう思ってくるもの。
ただ、中々手が出しずらい金額な為、ブランドを持っているだけで
「何かこの人すげー!多分お金持ってるんだろうな~」って
シンプルに思いますよね?
そんなブランド品を一目で判断するのが“ロゴ”ですよね?
その特徴的なロゴは一目でどこのブランドなのか判別でき便利な物。
例えばアメリカの企業『Amazon』のロゴの意味は有名ですよね?

AからZに矢印が刺されていて、これはアルファベットの最初であるAと最後であるZ、つまりAからZどんなものでも揃っているという意味と、矢印をよく見ると笑っている口元のようにデザインされていて、届いた人に笑顔になってもらいたいというロゴ。
めちゃくちゃ面白いロゴのいみですよね?僕は初めてコレを知った時にいろんな有名企業のロゴを調べて、
「普通に今まで見ていたロゴにはこんな意味があるんだな~」って
感動したことを今でも覚えていて、
「そうだ!これのファッションバージョンでハイブランドのロゴにも多分意味ある!!」
そんな好奇心から今この記事を書いています。笑
なので今回は、誰もが知るハイブランドのロゴに隠された謎に迫っていきます!どんなストーリーが繰り広げられるのかワクワク♪
HERMES (エルメス)

1837年に『ティエリー・エルメス』がパリに開いた馬具工具店。時のナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客にし発展し、1892年には、馬具制作の技術を用いてバッグを制作。その後1927年から徐々に腕時計・服飾品・香水などの分野に手を広げ今のエルメスの形になった。
【デュックとタイガー(四輪馬車と従者)】
エルメスのロゴには
『馬』『馬車』『従者』が描かれています。
この馬車の形態は当時のパリで流行していた馬車の形。
基本的当時の馬車には主人が馬を操り、従者はその補助をする役目みたいなんですよね?
そしてロゴに描かれている馬の前に立つ人物は主人ではなく従者らしく、、ん?主人がいないぞ?
という謎が出てきます。主人が居ないと言う事は馬を操る人間がいないという事。
そこにエルメスの思いが隠されていました!その思いとは、、
『主役=主人はあくまでもユーザーにある』
従者=職人
馬車=アイテム
主人=ユーザー
『エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを使うのはお客様』
カッコイイですよね、、、このフレーズ、、、
何かに置き換えて歌詞に出来そう。笑
以上の事を踏まえてエルメスのロゴには主人がいないデザインとなっているそうです。
では次に行きましょう~
GUCCI (グッチ)

1921年にグッチオ・グッチによりイタリアに創業。乗馬をモチーフにした皮革製品が人気となり数年で成功を収める。第二次世界大戦が始まるとイタリアで皮革が使えなくなりその代用品としてキャンパス地にコーティングを施して使う事にした結果、その配色が人気を博した。同時期に竹素材も使用された『バンブー』もアイコンとして認識されている。

グッチのロゴマークと言えばこの上下を対にした”G”の文字ですよね!
先程の紹介でも書いていたように、グッチがこれからいくぞ!!って時には世は戦争真っただ中。
中々自由に欲しい資材が手に入らない、、
そこで創設者であるグッチオ・グッチはそれまで販売していた皮革製品の代わりの素材として、キャンパス生地を選択。
キャンパス生地っていうのは、太い糸で高密度に縫われた厚手の布で、エジプトのミイラが巻かれている生地だったりもするそうです。
そんなキャンパス生地にダイヤモンドパターンを施したグッチ初のシグネチャーパターンが『ディアマンテ』です。

これはディアマンテパターンを進化させたタイプの柄ですね!まさしく今のグッチって感じですよね!!

因みに初期のディアマンテはこんな感じみたいです!
だいぶ今とは違いますが、「あ~確かにここから進化したんだなぁ」
というのは感じますよね?
そんなディアマンテに創設者であるグッチオ・グッチのイニシャル”GG”を加えて今の我々が目にするあのGGのロゴが誕生したそうです。
あのパターンがまさか『ディアマンテ』という名前なのも初めて知ったし、GGは創設者のイニシャルだったんですね。笑
ただ、ディアマンテの服とか小物は一回は憧れますよね??
では次に行きましょう~
VERSACE (ヴェルサーチ)

1978年にジャンニ・ヴェルサーチェによりイタリアに創業。創業者のヴェルサーチは華やかで豪華、芸術的で装飾的なスタイルで知られている。そんな豪快なヴェルサーチェは、1997年にフロリダにある自身の別荘前で突如銃撃され50歳で亡くなった。その後は妹であるドナテラ・ヴェルサーチェが引き継ぐ。

ヴェルサーチのロゴに描かれているこの顔は、あのギリシャ神話で登場する怪物『メデューサ』という事を皆さんご存知でしたか?
なんとなくそうなんじゃないかな?と思っている方も多いのではないかと思いますが、
改めてこの『メデューサ』とはどのような怪物なのか気になりますよね?
メデューサはギリシャ神話に登場する怪物で、その能力は目を見た者を石にするという超強力な能力者なんですよね!
メデューサは元々海の神であるポセイドンの愛人らしく、絶世の美女だと言います。
そんなメデューサは、女神アテネの怒りを買ってしまいその美しい顔は醜い顔に変えられて、自慢の髪の毛は蛇に変えられてしまい怪物となったそうです。
ではヴェルサーチはなぜメデューサをブランドロゴとしているのか?
これは確定ではなくあくまで一説なのですが、
ヴェルサーチのブランドロゴにあるメデューサの頭は、ヴェルサーチのビジョンだそうで、メデューサが表現しているのは、伝統と古典的雰囲気に対するヴェルサーチの愛着であり、
『輝き・独創性・スタイルで観客を驚かせたい』という創業者のジャンニ・ヴェルサーチェの強い思いからだそうです。
ジャンニと言えば、華やか豪華で芸術的で知られる程。
そのジャンニがこのロゴを選んだ理由も何か自分の中の思いをロゴにして表現しているかの様ですよね。
その思いを貫くかのようにヴェルサーチのアイテムは、派手で豪華で芸術的なものが多く、どこか力強さを感じます。
では次にいきましょう~
BURBERRY (バーバリー)

1856年にトーマス・バーバリーがイギリスで創業。”服には身体を守るという本来の役割がある。風雨、熱射、冷気などに人間は裸で耐える事は出来ない” という想いから作られたのがバーバリー。人間の根源的な欲求を徹底して追及した。

バーバリーのロゴと言えばこの馬に乗馬した騎士のロゴ。
このロゴはマジでかっこよすぎますよね、、、
このロゴは1901年に、バーバリー初のカタログ発行に際して公募され決まったデザインらしく、
甲冑を身にまとった馬上の騎士を『名誉』『高潔』『勇気』の
シンボルとして採用したそうなんです。
騎士が掲げている旗に記されている文字は『Prorsum』
意味はラテン語で『前へ』という意味。
バーバリーの服は歴史の中で数々の冒険家が着用している事で有名みたいで、
南極点を目指したイギリスのスコット隊がバーバリーの防寒着を着用してたり、
1914年に勃発した第一次世界大戦では銃火器などの時の兵器により数々の兵士が身体に異変を訴えた。
そんな兵士の身体を守るためのトレンチコートを考案したのもバーバリーなんだそうです。
戦時中およそ50万の兵士がバーバリーのトレンチコートを着用したそう。
いやーこれは凄く興味深い歴史ですよね!
今や、ファッションブランドとしての確固たる地位に君臨するバーバリーの根幹は、人間を守るために作られていて間接的に服で人間の命を救っているという事ですからね、、
まさにバーバリーの服は、ロゴにある甲冑なのかもしれません。
では次にいきましょ~
Vivienne Westwood (ヴィヴィアン ウエストウッド)

1971年にヴィヴィアン・イザベル・スウェアイギリスに創業。そんな創業者ヴィヴィアンはパンクの女王と呼ばれていて、1974年には『SEX』という店名で今までにないアバンギャルドなファッションアイテムを中心に取り扱い、翌年の1975年には、伝説のパンク&ロックバンドの『セックス・ピストルズ』をプロデュースし一気に流行。その後2006年には英国王室から大英帝国勲章の一つ『デイム』を授かり国家に認められる存在になる。

そんなヴィヴィアンのロゴマークと言えば、このオーブですよね?
20代前後の女性だとこのオーブのネックレスやピアスをプレゼントされる方も多いんじゃないでしょうか?
そのくらいこのロゴには存在感があり美しいと思います。
ではなぜヴィヴィアンはこのようなブランドロゴになったのでしょうか?
まずこのロゴマークは、土星のような球体の上に十字架が乗っていますよね?
実はこのデザインには元となるデザインが存在します。
それがこちら↓
エリザベス女王の絵 ロッドのアップ
こちらの絵は、イギリスの女王『エリザベス女王』です。
エリザベス女王は、国会や式典に出席する際は右手に持っている『ロッド』を携えます。
上記のロッドの画像はエリザベス女王の持つ本物のロッドではないのですが、こちらの方が分かりやすいかと思います。
このオーブは『王位を継承する宝器』であり、伝統を表していて、
一方ヴィヴィアンのロゴに見られるオーブを囲む輪は、『衛星』を表しています。
この衛星はエリザベス女王のロッドには無くて、衛星は”未来”を表し
オーブと輪の意味合いを合わせると、
『伝統と未来の融合による新たな発見』
を表しているそうです。
これもかなり面白い発想ですよね!
エリザベス女王のロッドとかかっこよすぎませんか?笑
日本で言えば、天皇の三種の神器みたいなものですかね?
いつか僕がブランド立ち上げる時は三種の神器をモチーフにしたロゴにしようかな?
では次で最後です!!
LOUIS VUITTON (ルイ・ヴィトン)

1854年にルイ・ヴィトンがフランスに創業。ヴィトン社はまずトランク工場として創始され、1867年にはパリ万国博覧会で銅メダルを獲得し世界的に評判を獲得。1892年創業者ルイが自宅で死去、その後息子のジョルジュが会社の後を継ぎハンドバックの販売を開始し、一気に世界的な企業へと押し上げた。

ヴィトンと言えばこのロゴですよね?
もう本当に誰しもがしるロゴで誰しもがしるトップ中のトップハイブランドといっても過言ではないと思います。
そんなヴィトンのこの特徴的なロゴがまた面白い謎が隠されていたんですよね!
このロゴは『モノグラム・キャンパス』という名前の柄で、
その由来がなんと日本の家紋だという事をご存知でしたか?
この柄はルイの息子であるジョルジュが模造品防止の為に考案された柄のようで、
当時1870年頃はパリ万博の影響によってパリでは日本のイムズ『ジャポニズム』が流行。
これにはあの有名な画家のゴッホもジャポニズムを取り入れた絵画を書いていた程で、
ジョルジュも模造品に悩んでいたころに、日本の家紋のデザインに魅了され、それをモノグラムにする事にしたという、なんとも日本人からしたら光栄なロゴという真実でした!!
まとめ
今回は以上となります!
皆さんどうでした?数々の名だたるハイブランドのロゴに隠された意味。
今まで身近すぎて案外その意味を知る事がなかったりするのがロゴだったりしますよね?
それほど、人々の頭の中にすんなり記憶されて認知されているという事を考えたら、やっぱりロゴってめちゃくちゃ大事ですよね?
ただただ見栄えの良い物ではなく、どのブランドもそうでしたけど、自分のブランドに対する思いがしっかりロゴに反映されていて、
これを知る事でまた違う視点で各ブランドを見てしまう。。
皆さんも今日から街中にある有名なロゴを今一度よ~く見てみたら面白い発見があるかもしれませんよ?
end
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