こんにちはミライです!
まずはこちらの歌詞を見て欲しいんですけど
なぁ兄弟 この時代を生き抜いて
あの世で少し落ち着いたら
セントラルパーク ダコタハウス前
来世はそこで落ち合おうぜ
なぁ兄弟 この時代を生き抜いて
あの世で少し落ち着いたら
セントラルパーク ダコタハウス前
来世はそこから旅を始めようぜ
UVERworldの数々の楽曲のなかでも特に男臭いのが『23ワード』
とにかく自分の生き様、カッコイイ生き方というのをとことん宣言し
そしてそんな人生を共にする戦友の歌。
そんな熱い曲『23ワード』のこの部分の歌詞を初めて聴いた時に
「ダコタハウスって何?どこにあんの?」そう思った方も居るんじゃないでしょうか?
「どこにあるの?」の正解はアメリカのニューヨークにあるセントラルパークという街中に存在する都市公園で、その近くにあるのが
『ダコタ・ハウス』。
歌詞の意味としては、TAKUYA∞さんの親友であるLaid Back OceanのYAFUMIさんともし来世があるなら「セントラルパーク ダコタハウス前で集合な~!」と話したことが歌詞になっているそうで、
23ワードのAメロの部分でもこんな歌詞があります。
「また来世どっかで次も落ち合おうか」なんて事が言いあえる
気心許せる何人かの仲間に出逢えたのは人生の救い
UVERworldの曲の歌詞にはちょこちょこ何人かの仲間に言われたTAKUYA∞さんが心に刺さって離れない言葉が歌詞として登場する事があるんですが、今回のダコタハウスもその一つ。
そんなダコタハウスが実はかなり有名な殺人現場という事を知っているでしょうか?
そしてなぜそんな地を集合場所に選んだのか?
まずはダコタハウスとは一体なんなのか?説明したいと思います!
ダコタ・ハウスとは?

アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区アッパー・ウエスト・サイドにある高級集合住宅こそがダコタ・ハウスです。
実はダコタ・ハウスはニューヨーカー等が憧れる高級住宅で、入居には役員会による入居審査が存在していてその審査はニューヨークで1番厳しいとされているらしく
単に資産や収入が多いだけでは入居出来ないと言うのがまた面白い所なんですよね!
今までも様々な著名人が入居を拒否されており、その中でも有名なのがあの『マドンナ』までもが入居を拒否されたそうなんですよね、、
こうなってくると、本当に心底ダコタ・ハウス役員の人のお目にかからないと入居は厳しそう………
そんなダコタ・ハウスは1884年に建てられていてその構造は、上から見ると『口』の形をしていて中の大きな中庭には噴水があるそうです。
その総戸数は建設時は65数で10階建てで建物の入り口には警備員さんが駐在していて、中に入る事は出来ない様になっています。
そんなダコタ・ハウスにはかなり多くの著名人が住んでいて、更に数々の作品にもダコタ・ハウスに住んでいるという設定で登場していて
例えばトム・クルーズ主演の『バニラ・スカイ』、松本潤主演の『花より団子2(リターンズ)』ではダコタ・ハウスに住んでいる設定がされているそう。
ダコタ・ハウス歴史的殺人事件とは?

そんな高級住宅で、警備もバッチリされているダコタ・ハウスに1人の有名なアーティストが住んでいました。
そんな有名アーティストの大ファンである男『マーク』。
マークはファンが故にどうにか有名アーティストの会いたいという願望があったのと同時に、そのアーティストに怒りの感情も抱いていたそう、、
その怒りの理由と言うのが、メディアでは平和や他人の為に自分を犠牲にするという歌を歌っているものの、本人は豪華で華麗な人生を送っているという事がマークからしたら矛盾を感じ『偽善者じゃないか?!』と感じるようになったと、、
そんなマークは暗い部屋でそのアーティストの曲を聴きながら裸で
「あの偽善者め」と憎悪を募らせていく事になったそうです。
好きすぎるが故にこのような複雑な感情が芽生えたとか
そこからマークはそのアーティストにどうにかして会えないかと思い、アーティストが住んでいるアパート『ダコタ・ハウス』に向かいます。
ダコタ・ハウスの警備員にどうにか会えないか?と交渉している時に偶然そのアーティストがタクシーで帰宅して来ました。
その夕方にそのアーティストと奥さんがついにマンションから出てきました。
そこにはかなりの出待ちをしているファンで溢れかえっていて、そんな中マークも本人にファンで在る事を伝えて、差し出したアルバムにサインも手に入れる事に成功したんですね
そのアーティストは、出待ちのファンにもかなり優しく紳士的でファンサービスは凄かったそうです。
その日の夜。仕事を終えたアーティストがダコタ・ハウスのマンションに帰ってくると、先ほどサインを求めてきた熱狂的なファンのマークがまだそこに居る事に気付きました。
そんな彼とすれ違ったその時………
マークはアーティストめがけて拳銃を5発発砲しました。
当然アーティストに銃弾は命中し、その場に居た警備員にマークは取り押さえられ
「お前何したのかわかってるのか?!」とマークに聞くと、、
マークは落ち着いた様子で一言
「ジョンレノンを撃ちました………」
そう、この男『マーク・チャップリン』はあのジョンレノンを殺害した彼の熱狂的なファンだったのです。
そんな事件があったのが、1980年12月8日にダコタ・ハウスの玄関前で起きた実際のお話。

まとめ
今回はこれで以上となります!
今回は少しいつもと違ったテイストになったので、少しくらい雰囲気になりましたが、
このジョンレノンが住んでいて、更にその熱狂的なファンから殺害された地『ダコタ・ハウス』。
どこか不思議な雰囲気がありますよね?
そんな地を来世の集合場所に選んだ意図はなんだと思いますか?
私的にはその時の会話のノリで言っただけで意外と深い理由はないんじゃないかとも思っていますが、
ただ、きっと『ダコタ・ハウス』という言葉が出る以上この事件の事や、マーク・チャップリンの心境なんかも知っている事でしょう。
今後もこういった歌詞にある気になる部分だったりの記事も更新していきますので、是非Twitterを通知代わりにチェックしてもらえると嬉しいです!
end
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